硬質クロムめっき

 工業用クロムメッキは、耐食、特に耐摩耗性を高める金属表面処理技術として非常に幅広く用いられています。「素地に対して、密着性の良好な分厚い被膜を均一に施す」ことが工業用めっきとして要求される最も重要な条件であり、そのためクロムメッキには数多くの作業プロセスが必要となります。当社では創業以来の長年の経験と技術力を活かし、また岡山工場には大型設備を備えることで、お客様の多様なニーズにお応えしています。

高硬度

硬質クロムメッキは通常電気めっきの中でも最も硬度が高く、窒化銅・熱処理銅などと比べてもはるかに高硬度です。

耐摩耗性

硬質クロムめっきの特性であり、極めて良好です。

耐食性

塩酸、塩化水素酸、フッ酸、高濃度の硫酸など以外の無機酸に対して安定です。

脆化防止

熱処理を行うことにより、めっき被膜中に吸蔵されている水素が放出される。特に200℃以上の高温下では急激に硬度が低下し、同時に耐摩耗性も低下するため素材の水素脆性を防ぐ熱処理は、150~200℃で行います。

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